2011年11月14日月曜日

音楽祭2日目。

今日は、二日目のコンサートについて。

バイオリン Camille Babut du Mares、チェロ Johannes Burghoff  (C) Daniel
二日目は、フルートとの競演ということで、バイオリン、チェロ、ピアノの構成でバラエティー豊かなプログラムになっていました。この日は、ベルギー人と日本人ハーフのピアニスト、フレデリック ルーエルさんにピアノをお願いし、フルートはブリュッセル在住の神田 望美さん、バイオリン、チェロの編成でした。

フンメル作曲のトリオ (C) Daniel Rubenstein


この日の目玉は、アメリカ人作曲家ジョージ クラム(George Crumb)作曲 ボックスバレネ (Vox Balaenae、フルート、チェロ、ピアノ)でした。この曲は鯨の鳴き声を題材にしている(本当に鯨が鳴いてるように聞こえます!)んですが、作曲家の指示で、スピーカーで音を増幅したり、ブルーのライトで照らしたり、マスクを着けたりします。音楽家がメインというよりも、音楽家は舞台を作り上げる役者の一人という感じなんでしょうか。
この曲の神秘的な舞台効果に、観客の皆さんも圧倒されていました。もちろん、演奏家の皆さんの
素晴らしい演奏があってこそです。有難うございました。
クラム作曲 Vox Balaenae (C) Daniel




二日目も全てスムーズに運んで、終了しました。そうそう、写真を撮ってくれたのは、フルーティストの神田望美さんの旦那様でバイオリニストのダニエルさんです、とても綺麗な写真、どうも有難う。

音楽祭は、NGO団体 Le Chemin Des Artistes で実行運営されています。、団体員は50人いますが、その中から実行委員7人+音楽監督2人(私とチェロのヨハネス)が中心になっています。

私以外全員ベルギー人、個性溢れる楽しい人達ばかりで、毎回集まる時は話しがとっても面白いです(笑)。
たくさんの人の支えがあってこその音楽祭です。これからもよろしくお願いします!




0 件のコメント:

コメントを投稿