2013年10月27日日曜日

2013年ジュドーニュ国際音楽祭と文化勲章。

今年も、ジュドーニュ国際音楽祭、無事終了することができました。

2日目、Anne Cambier、Luk Callens,Johannes Burghoff テーマは赤です。


昨年に比べて、より多くの方に足を運んでいただき、とても有難いことです。

特に、地元の方が、去年より多く来て下さり、ジュドーニュ音楽祭も、
やっとジュドーニュの町や、その周辺地域に浸透してきたようです。

来年は、更にたくさんの人に来て頂けるよう、精進して
いきたいと思いますので、これからもご支援のほど、よろしくお願い致します。


そして、ジュドーニュの町より、音楽祭と運営委員会に、文化勲章を頂けることに
なりました!
これも、運営委員会のスタッフ、会員の方々、そして、支えてくれた家族や友人、
応援して下さっているすべての方々のおかげです。

この場を借りて、お礼させて頂きたいと思います。

文化勲章受章式は、11月29日の予定ですので、
またその様子もこのブログでUpできればと思います。

 今年のジュドーニュ音楽祭の様子も、少しずつ載せていきますので、また覗いてみてください。


ジュドーニュ国際音楽祭、次回は、2014年10月16日~19日開催予定です!


1日目、Olivier Piguet、Johannes Burghoff, テーマはブルーです。





2013年9月25日水曜日

2013年 ジュドーニュ音楽祭 2,3,4日目

ジュドーニュ音楽祭、第2日目のプログラムを紹介します。

第2日目 10月18日 20時開演

演奏 ソプラノ歌手 アンヌ カンビエ
    オーボエ   リュック カレンス
    チェロ     ヨハネス ビュルコフ
    ピアノ     井上 麻衣子

曲目 シューベルト、シュトラウス、プーランク、ラフマニノフなど

 第二日目の音楽祭、第一回ジュドーニュ音楽祭に出演していただいたアンヌ カンビエさんが登場します。アンヌさんの美しく繊細な歌声と、オーボエ、チェロ、ピアノとのハーモニーを是非お楽しみ頂ければと思います。
 このプログラムの中で特に好きな曲は、マスネ作曲、エレジーです。この曲の中での、歌とチェロの掛け合いが素晴らしいです。



第3日目は、アンヌさん、そしてオーボエ奏者、リュック カレンスさんが、弦楽四重奏と共に再び演奏します。ドボルザーク作曲の、2台バイオリンとヴィオラによる、4つの小品では、ドボルザーク特有の、スラブの風を感じる、叙情的なメロディーをお楽しみ下さい。




第4日目 10月20日 16時開演

演奏 バイオリン タチアナ サムイル
            カミーユ バビュ デュ マレ
            オリヴィエ ピゲ
    ヴィオラ   トニー ネイス
    チェロ    ヨハネス ビュルコフ
    コントラバス ブルーノ スイス
    ピアノ    井上 麻衣子

曲目 サンサーンス、シューベルト、ショーソン

最終日は、去年も演奏して頂いた、タチアナ サムイルさんが登場です。彼女の素晴らしさは、
前にもブログで書きましたが、今から共演できるのが楽しみです。
サンサーンス作曲、動物の謝肉祭の室内楽版、そしてシューベルト作曲、鱒(ます、この曲のメロディーは皆さんご存知だと思います 参考 URL シューベルト 鱒のテーマ)、そしてしめくくりとして、ショーソン作曲、バイオリンとピアノの為のコンチェルトを演奏します。





今年も聞き所一杯のジュドーニュ音楽祭、是非遊びに来て下さい!
 
公式サイト www.fimj.be 

2013年9月20日金曜日

第3回ジュドーニュ国際音楽祭 10月17日~20日

今年も、やってきました、ジュドーニュ音楽祭!
 
第3回目の今年は、10月17日から20日の4日間の予定で、今年も、多彩なプログラムと演奏家で、どなたにでも楽しんで頂ける、クラシック音楽の祭典を開催したいと思います。

去年同様、毎コンサート後には、飲み物を片手に、音楽家と交流して頂ける場をを設けました。
 チケットと交換で、ドリンク一杯無料となりますので、是非立ち寄って下さいね。
会場には、ジュドーニュ出身の芸術家、Eric Kengen さんの絵と彫刻が展示されますので、
そちらもご覧下さい。


1年目に演奏して頂いたソプラノ歌手、アンヌ カンビエさん、去年演奏して頂いた、ロシア人バイオリン奏者、タチアナ サムイルさんのお二人が、今年、 ジュドーニュに戻ってきてくれることになりました。

お二人とも、素晴らしい演奏家で、アンヌさんとは度々共演する機会がありますが、タチアナさんとは久しぶりなので、いまからわくわくしています。


第一日目のプログラムを紹介します。

第一日目 10月17日木曜日 20時開演

演奏 トリオ ミストラル バイオリン Olivier Piguet
               チェロ    Johannes Burghoff
               ピアノ    井上 麻衣子
曲目 ショパン、オネガー、メンデルスゾーン、ショスタコーヴィッチ

この日は、ショスタコーヴィッチの5つの小品、メンデルスゾーンのトリオ第一番を演奏しますが,
チェロとデュオで演奏する、ショパンのチェロソナタは,特に大好きな曲の一つです。

ショパンは、室内楽曲をたくさん書き残していないのですが、この曲は少ない室内楽曲の中でも、ショパンの哀愁溢れるメロディーを強く感じることができる、名曲の一つだと思います。

去年のジュドーニュ音楽祭でのトリオミストラル








コンサート終了!

ボザール大ホールでのコンサート、無事終了しました。

たくさんの方々に足を運んで頂き、とても有難かったです。

やはり、ブリュッセルでは、随一のホールということもあり、音響がとにかく素晴らしかったです。
ピアノも、とても弾き心地が良く、音の響きを楽しみながら弾く事ができました。

また、いつかこのホールで演奏できることを願いつつ、次のコンサートに向けての準備開始です!



チェリストのヨハネス君が譜めくりしてくれてます。

スポットライト、当たってます。


コンサート終了後、リラックス中。


2013年9月2日月曜日

ブリュッセル Bozar 大ホール

もうベルギーでは、夏が終わったかのような涼しい気候が続き、すっかり秋模様です。

昨日は友人夫婦の娘さんの結婚式で、アルデンヌ地方まで行ってきました。
招待客が500人以上という、大規模な結婚式で、当たり前ですが、たくさん人がいました…。
森の中にある別荘地で行われたので、景色も素晴らしかったです。

さて、9月8日11時より、ブリュッセルのコンサートホール、Bozar ボザールにて演奏します。
cosmopolitan duoとして一緒に活動している、ヴァイオリン奏者、camille babut du marès さんとのデュオコンサートです。
Bozarというのは、ブリュッセルの中心部にあり、アルゲリッチ、キーシンなど有名な演奏家や、有名なオーケストラなどのコンサートが行われているホールで、音響も素晴らしいです。
私はそこで初めて演奏するので、今から楽しみです。

曲目は、モーツアルト、サンサーンスなど、とても聞きやすいプログラムになっています。

詳細のリンク
http://www.bozar.be/activity.php?id=13317&selectiondate=2013-09-01

もし、お時間ありましたら、是非聞きに来て下さいね。

2013年6月27日木曜日

Les Musicales de Puget ピュジェ音楽祭

ベルギーは、もう6月下旬だというのに、天気がぱっとせず、
肌寒い日が続いています。
最近、考えるのは、日本のとても暑い夏と、ベルギーの寒い夏、どちらの方が、
過ごしやすいかということです。

日本の夏の暑さは、確かに辛いですが、ベルギーの夏は、いつまでたってもなんだか
寒くて、セーターやコートを手放せないという微妙な感じで…。
特に今年は、いつまでたっても気温が上がらないので、日本の夏が恋しいです。


でも、来週からはその寒さともしばしの間、お別れです。

7月5日から7日までフランス、プロヴァンス地方のフェスティバル 
Les Musicales de Puget で、演奏します。





トリオミストラルでのコンサートは久しぶりなので、楽しみです。

3日間続くこの音楽祭では、トリオの定番曲、スメタナ、メンデルスゾーン、ベートーベンのトリオ、
そして、あまり演奏される機会がない、シベリウスのトリオなども演奏させて頂きます。
この間、録音した、ガーシュインのピアノソロ曲、プレリュード3曲も演奏する予定です。


もし、偶然その時期に、プロヴァンス地方にいるよっていう方は(すごく稀だとは思いますが…)、
聞きに来て下さいね。








2013年5月9日木曜日

CD録音。

ご無沙汰しておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

私は、2、3月中、音楽教育プログラムの一環で、
サンサーンス作曲、動物の謝肉祭を、演奏する機会を頂きました。

動物の謝肉祭は、2台ピアノとオーケストラの為の曲で、一曲一曲、動物達が登場人物
として出てきます。(今年10月のジュドーニュ音楽祭でも、そのうちの何曲かを
室内楽バージョンで演奏します、是非、聞きに来て下さいね。)

今回の公演では、子供達にも分かりやすいものにする為に、
語りの人もいて、とても楽しい構成になっていたと思います。

とにかく公演の数が多かったので、体力的にはとても疲れましたが、
良い経験になりました。


その後、プライベートコンサートなどがあったり、日本にも一時帰国したりで、
忙しくしているうちにもう5月です。2013年ももう4ヶ月が経ってしまいました、
時が経つのは早いですね。


6月3,4日はソプラノ歌手Anne CambierさんとCD録音をする予定です。
彼女とは、何度か共演していますが、そのなかでもアメリカ人作曲家の作品を
集めたプログラムを、録音させて頂くことになりました。
ソロでは、ガーシュイン作曲のプレリュード3曲を、録音する予定です。

録音スタジオでの録音は、初めてなので、いまからわくわくしています。

出来上がりましたら、またお知らせしますね。




2013年1月30日水曜日

ノルマンディー地方。

昨年、ノルマンディー地方に旅行に行きました。

ノルマンディー地方には、かの有名なモンサンミッシェルがあるんですが、
今回は遠くから見ただけで、その他の近くにある、色々な町を訪れました。

その時の写真です。

海沿いの町、家がたくさん建っています。



Granville ディオール創設者が生まれ育った町だそうです。

Granville 海岸沿い。

モンサンミッシェル、遠くから見てもわかります。

潮が引く前。

潮が引いた後。

Villedieu-les Poeles の町にて。そば粉のクレープを食べました。 


上の写真にあるレストラン、Creprie Du Bocage は、クレープ専門店で、
ハムやソーセージなどを乗せたそば粉のクレープ、そして、スタンダードな
甘いクレープが食べられます。

私は両方試しましたが、どちらも美味しかったです。


フランスは、地方ごとに特色があり、どこの地方に行っても、それぞれの地方色を楽しむ
ことができます。今回訪れた場所も、寒い時期にも関わらず、魅力的なところ
ばかりでした。


ノルマンディー地方、また機会があれば訪れてみたいと思います。

2013年1月です。

皆様、いかがお過ごしでしょうか?

2013年も始まって、早1ヶ月が経とうとしています。

ブログでも、広告させて頂きました、1月12日のコンサート、無事終了しました。

今回のコンサートには、ベルギー人の友人達もたくさん聞きに来てくれましたが、
日本から旅行に来ていた、母と叔母、そしてオーストラリア から
来ていた姉夫婦も、滞在中のパリから駆けつけてくれました。


フランス、ストラスブールで勉強を始めて早10数年経ちますが、ここ何年も、
家族に私の演奏を聞いてもらう機会がなかったので、
今までの家族の感謝の気持ちもこめて、ほんとに良かったと思います。


今、こうしてベルギーでフェスティバルを開催できるのも、父や母、友人、周りの
協力してくれる人々、そしてフェスティバルに足を運んで下さる
全ての方々のおかげです。

この感謝の気持ちを忘れずに、精進して行きたいと思いますので、
今年も宜しくお願い致します。


今年のジュドーニュ音楽祭、10月17日から4日間開催予定です!