2012年10月23日火曜日

音楽祭終了!

昨日、ジュドーニュ音楽祭、終了しました。

今年は、企画、運営に関してもたくさんやることはありましたが、
個人的にも色々な出来事があって、直前まで、全部のコンサートで
演奏できるのかと不安になったこともありましたが、おかげさまで無事全て
終わらせることができました。

去年に比べて、より多くの方に、ジュドーニュの町まで、足を運んで頂きました。

来て下さった皆様、有難うございました。

2013年は10月17日から20日開催予定です!


今回、去年より、多くの音楽家に参加して頂きました。

特に、印象に残った音楽家は、3日目に演奏してもらった、バイオリニスト
Tatiana Samouilさんです。

エリザベート杯、チャイコフスキー国際コンクールなどで受賞歴のある彼女、
元々は音楽祭で弾いてもらう予定ではなかったんです。

音楽祭2週間前、Shirly Laubさんが病気になり、急遽代理として、来てもらうことに
なりました。

2回しか、リハーサルをする時間がなかったのですが、第一回目の時から、
彼女の全身全霊で音楽に向かう姿勢に感銘を受けました。

演奏技術はもちろんのこと、心に響く美しい音色に、一緒に
演奏しながら、うっとりしてしまいました。


そして、コンサート当日、タチアナさんは少し風邪を引いていたんですが、
それを元ともせず、体全体で音楽を表現する彼女は、本当に素晴らしく
輝いていました。

私は、シューマンのピアノ4重奏を一緒に演奏させてもらったのですが、
これからの音楽人生において、とても重要な時間だったと思います。


嬉しいことに、またジュドーニュ音楽祭で演奏したいと言って下さったので、
来年もジュドーニュで、彼女の演奏を聞けるかもしれません。



これから、少しずつ、写真などUpしていきたいと思います。










2012年10月8日月曜日

リハーサル。



 木曜、金曜は、音楽祭最終日の為のリハーサルでした。

 プログラムは、ドヴォルザークのピアノ5重奏No.1 とブラームスのピアノ5重奏です。
 どちらも、美しい曲ですが、特にブラームスは、演奏するのに、かなり体力を要します。

ブラームスピアノ5重奏 3楽章(途中からの録音ですが、素晴らしい演奏です)
http://www.youtube.com/watch?v=kmvY--n5nTk
 

バイオリン奏者のアリッサ マルグリスさんとは、初顔合わせでした。

引越し途中の大変な時だったらしいんですが、それを物ともしないパワフルな
演奏でした。

かの超有名なミーシャ マイスキーさん(チェリストです)とお友達らしく、
彼が引越しの手伝いで、トラックを運転してくれたの、と話してくれました。
あのマイスキーがトラック!と、みんな絶句でした(笑)。

まあ、超有名とは言え、普通の人なんですから、当たり前なんですけど、
なんだか想像がつかなくて…。


ヴィオラ奏者のダニエル ルーベンシュタインさんとは、1年ぐらい前から知り合いですが、
初めて共演させて頂きます。

ダニエルさんはとても物知りで、リハーサル中も、作曲家に関する色々なエピソードを
披露してくれ、みんな感心して話を聞いていました。




今日は、音楽祭2日目で演奏する、フランクのチェロソナタのリハーサルをしました。

この曲は、元々バイオリンとピアノのために書かれたものですが、
バイオリンの代わりに、チェロ、もしくはフルートで演奏されることが多々あります。

でも、私個人的には、このソナタには、チェロとピアノでの演奏が一番
合っている気がします。と言うと、バイオリン奏者に、必ず怒られますが…。

とにかく、リハーサル、無事終了しました。

木曜は、シューマンのピアノ4重奏のリハーサルです。










2012年10月2日火曜日

運営委員。

今日は、音楽祭準備の為の、会合がありました。

運営委員は、全部で7人います。私とチェリストのヨハネスさんは、肩書きと
しては、音楽監督となっているので、運営委員ではありません。

運営委員は、音楽家ではなく、クラシック音楽が大好きという、
ブリュッセル在住の友人達で、彼らなしにはこの音楽祭は
成り立たないと言っても、 過言ではありません。

この音楽祭を始めてみて、音楽祭のような、4日間続くイベントを企画、
運営するには、たくさんの人々の協力が必要だなとつくづく実感しました。
この運営委員以外にも、たくさんの友人、家族達が応援してくれています。
 ほんとに、感謝です。


運営委員の人々は、私達より年齢は大分上ですが、活力にあふれた、
 とても陽気な人達で、毎回、会合では笑いが耐えません。

笑いすぎて、会合がスムーズに進まないなんてことは、多々ありますが、
これもアットホームな音楽祭の雰囲気を作り出す一つの要因かなと
思います。

コンサート前の広告はどうするか、だれがチケットのもぎりをするかなどはもちろんのこと、
コンサートの後のレセプションの為に、誰が飲み物を買うかとか、どういうおつまみを
お出しするかとか、たくさんの細かい議題があって、すぐに時間は経ってしまいました。

次の会合は、来週の月曜です。







2012年10月1日月曜日

ジュドーニュ。

昨日は、音楽祭が行われるジュドーニュの町まで、
宣伝活動をしに行ってきました。

幸いなことに天気も良く、宣伝もはかどりました。



ところで、ジュドーニュの町では、Parcours d’artistes  というイベントが行われていました。

パルクール ダルティストと読むこの企画、直訳すると芸術家の道という意味で、
地元のたくさんの画家、彫刻家などが参加し、自分達の作品を街中のあちこちに展示して
います。

見学したい場合は、受け付けで地図をもらい、番号と名前、作品の系統などを地図で
見ながら進んでいくわけです。

なんだか、ちょっと宝物探しみたいで、楽しいイベントです。このパルクールを
通して、たくさんの芸術家達に出会うことができました。


その出会いのおかげで、音楽祭の期間、何人かの地元の画家の作品を、
チャペル内部、そして文化センター内にも展示することが決まりました。


音楽と絵画のコラボレーション、なかなか楽しみです。


皆さんも是非、このコラボ、見に(聞きに)来て下さいね。







2012年9月22日土曜日

チャペル内部。

 さて、今年も開催されることになりました、ジュドーニュ音楽祭。

 フェスティバルが行われるチャペルは、去年の10月にコンサートホールに
生まれ変わったばかり。

 去年は、フェスティバル開始の1週間前に完成し、地元の人でさえ、
コンサートホールになったことを知らなかったので、宣伝に苦労しました。
詳しいエピソードは、こちらでどうぞ。 
 http://www.bel2.jp/home/music/9.html


チャペル内部
このチャペル、コンサート用にしっかり改修されていて、
観客の為の椅子(座り心地いいです)、スポット、
暖房(教会ではないことが多いので、寒いベルギーではとっても重要!)
などの設備が揃っているのはもちろんのことですが、
 一番特筆すべき点は、音響です。


  元々、ベルギー中に多数ある教会では、コンサートが
よく開かれています。
  ですが、ピアノでコンサートとなると、残響がありすぎて、
こだましてしまう場合が多々あります。


  ここのホールは、コンサート用の音響を、きちんと考えて作られているので、
響きがとても良く、観客にとってはもちろんですが、演奏家にとっても快適に、
安心してコンサートができるホールだと思います。

 
 実際、私は、ベルギー国内の、150人から200人規模のホールの中では、
音響の良さでベスト1だと思います。



 皆さん、是非、ジュドーニュ音楽祭に遊びに来て下さいね。 この新しく生まれ変わった
チャペルで、素晴らしい演奏家達の競演を、お楽しみ頂きたいと思います。

 


 



 

2012年9月18日火曜日

第2回ジュドーニュ国際音楽祭

 今年も、おかげさまで、第2回ジュドーニュ国際音楽祭 10月18日~21日  を開催できる運びとなりました。  


ジュドーニュ国際音楽祭は、去年の10月、私とチェリストのヨハネス ビュルコフの提案で  始まった室内楽の音楽祭です。


今まで小さなコンサートを企画したことはあっても、4日間に渡る音楽フェスティバルを  企画した経験など全く無かった私達が、2度目の音楽祭を開催できることになったのも、  ひとえに、周りの協力、環境に恵まれての事で、本当に有難いことです。


その音楽祭開催に関するエピソードを、ベル通(ベルギー在住日本人の為の情報サイト)上で記事にして頂きました。

http://www.bel2.jp/home/music/9.html

記者は、フルーティストとしてベルギーで活躍されている、神田望美さんです。
神田さんには去年、この音楽祭で演奏して頂きました。精力的に活動している
彼女を見ると、いつも私も頑張ろうという気になります。




さて、今年のジュドーニュ音楽祭でも、多彩なプログラムで、著名な演奏家と若手演奏家の  素晴らしい競演をお楽しみ頂けると思います。

     1日目は、ベルギー出身の若手実力演奏家、マチュー ロスカムを  迎えて、モーツアルト、ブラームス、プロコフィエフなどが演奏されます。

   2日目は、私もメンバーである、ピアノトリオ、トリオミストラルが ドビュッシー、
フランクのデュオソナタ、そしてトリオの名曲をお送りします。
 

   3日目は、著名な室内楽グループ、弦楽トリオの トリオ フェニックスと私、  ヨハネスビュルコフと共演をお楽しみ頂きたいと思っています。


    最終日4日目は、マルタ アルゲリッチやミーシャ マイスキーとも共演している、アリッサ  マルグリスさん、また、フルーティストの神田さんのご主人で、  ブリュッセル音楽院で教鞭も取られている、ダニエル ルーベンシュタインさんを  お迎えして、ドヴォルザーク、ブラームスのピアノ5重奏を演奏させて頂きます。 

 毎コンサート後には、レセプションがあり、チケットを見せて頂ければ、
飲み物一杯無料で、演奏家達と話す機会も設けてあります。



 皆さん、この素晴らしい演奏家達の競演を、是非聞きに来て下さいね。

 




新学期です。

 皆様、ご無沙汰しております。

 新学期が始まったばかりですが、いかがお過ごしでしょうか?
 私は、歌手アンヌ カンビエさんとのコンサート、
スイスでのトリオ ミストラルの コンサートを終え、
10月18日から始まるジュドーニュ音楽祭に向けて、準備を進めています。

 これから、少しずつ音楽祭情報をUpしていきますので、是非この
ブログに寄っていってくださいね。