2012年11月4日日曜日

11月9日のコンサート。

昨日、今日と、11月9日の為のリハーサルがありました。

このコンサートは、2台チェロとピアノという少し変わった編成で演奏します。


弦楽トリオ、Trio Fenixのチェリストであるカレルさんは、この前終了しました、
ジュドーニュ音楽祭でも演奏して頂きましたが、今回のコンサートでも、
共演できることとなりました。


2台チェロとピアノの為の曲は、あまりないのですが、
イタリア出身のアメリカ人作曲家 ジャン カルロ メノッティーが、
名作を残しています。

ストラヴィンスキーの、ネオクラシック時代の作品に、通じるところがあるかと
思います。

全体的にシンコペーションなどを使ったリズミカルな曲ですが、
3楽章では、物悲しいメロディーが美しく、1から4楽章通して、
聞き応えのある曲だと思います。


この曲、ピアノパートはテクニック的にそんなに大変な曲ではありませんが、
、チェロのパート、特に第2チェロは、かなり高音まで弾かなければならないので、
高度なテクニックを要する曲でもあります。


コンサートでは、他にも、ヘンデル作曲、2台チェロの為のソナタ、
ショスタコーヴィッチ作曲、5つの小品などを演奏する予定です。



このコンサートでは、ソロの小品も何曲か演奏します。

 スカルラッティーのソナタ2曲、そしてメンデルスゾーンの無言歌集より
2曲です。

 演奏させて頂く、メンデルスゾーンの2曲のうち、
一曲は糸を紡ぐ乙女を想像できることから、紡ぎ歌と
呼ばれています。

紡ぎ歌 ピアニスト、アリシア デ ラローチャの名演
 http://www.youtube.com/watch?v=yZ5-dXgTz1s&feature=related


皆様、お時間ございましたら、是非、 アントワープまで足をお運びください。


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